こんにちは!Pentaです。今日もFXの基本についてお話ししていきますね。
今回は「サポートライン」と「レジスタンスライン」についてです。これをしっかり理解すると、相場の動きをより正確に予測できるようになりますので、ぜひ覚えていきましょう。
サポートラインとは?
サポートラインは、相場が下落してきたときに止まりやすい価格帯のことを指します。価格が下がってくると、ある一定の価格で買いが集まりやすくなり、その結果、相場の下げが止まることがよくあります。その「止まりやすい価格帯」をチャート上で線を引いて確認できるのがサポートラインです。
例えば、1ドル=100円の時に何度も価格が下がったものの、100円を割ることなく反発して上昇する動きが続いたとしましょう。そうなると、「100円付近には強いサポートがある」と判断できるようになります。このラインは、次に相場が100円近くまで下がったときに「再び下げ止まるかもしれない」という予測に役立ちます。
レジスタンスラインとは?
一方、レジスタンスラインは、相場が上昇してきたときに頭打ちになりやすい価格帯のことです。価格が上昇していく中で、ある価格に達すると売り圧力が強くなり、それ以上上がらなくなる場合があります。この価格帯がレジスタンスラインです。
例えば、1ドル=110円の時に何度も上昇を試みるものの、そのたびに110円で反落してしまう場合、「110円が強いレジスタンス」と見なされます。このラインは、今後価格が110円に近づいたときに「再び上昇が抑えられるかもしれない」と予想する助けとなります。
サポートラインとレジスタンスラインの引き方
サポートラインやレジスタンスラインを見極めるには、過去の価格の動きをよく観察することが大切です。具体的な手順としては、次のようなポイントを意識してラインを引きます。
- チャート上で反発が起きた箇所を確認する
価格が何度も反発している地点を見つけ、その価格帯に水平な線を引きます。サポートラインの場合は「底」になっている箇所、レジスタンスラインの場合は「天井」になっている箇所を探します。 - 複数の時間軸で確認する
5分足や1時間足など短期的なチャートだけでなく、日足や週足など長期的なチャートでも確認しましょう。大きな時間軸で見ても機能しているラインは、特に強力なサポートやレジスタンスとなることが多いです。 - ラインは「ゾーン」として捉える
完全にピッタリの価格で反発するわけではなく、多少の誤差があります。ですので、ラインというよりも「価格帯(ゾーン)」として捉えると、より柔軟に対応できます。
サポートとレジスタンスが役立つ理由
これらのラインは、トレードのエントリーやエグジットのタイミングを見極めるための指標として非常に役立ちます。例えば、価格がサポートラインまで下がってきた場合、「ここで買いのチャンスがあるかもしれない」と考えられますし、逆にレジスタンスラインまで上昇してきた場合は「そろそろ売りのタイミングかもしれない」と判断する材料になります。
私もよくこのサポートラインとレジスタンスラインを使ってトレードしています。実際、ライン付近での価格の動きを見ながら、トレンドの転換やブレイクアウトのサインを探すことが多いです。これに加えて、他の指標と組み合わせると、さらに精度の高いトレードができるようになりますよ。
初心者へのアドバイス
最初はラインを引くのが難しいかもしれませんが、練習を重ねることで少しずつ感覚がつかめてくるはずです。特に過去のチャートを遡って、「どこでサポートやレジスタンスが働いていたか」をチェックすることは、ラインを引くスキルを上達させる良い方法です。
それではまた次回お会いしましょう!
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