こんにちは!Pentaです。
今回は、FXでよく出てくる用語についてまとめてみました。用語は都度、追記していきます。ご参考になれば幸いです。
ポジション
「決済して利益や損失が確定する前の状態」で、外貨の持ち高のことをいいます。
ロングポジション
ロングポジションとは、「買いで待っている状態」のことです。
例)ドル/円の場合
業者に預けているお金(証拠金)を担保にして、日本円を売って米ドルを買う状態。
ショートポジション
ショートポジションとは、「売りで待っている状態」のことです。
業者に預けているお金(証拠金)を担保にして、米ドルを売って日本円を買う状態。
pips(ピプス)
通貨ペアにおける単位のことをpips(ピプス)と呼びます。FX では、さまざまな通貨を扱うため、pipsの単位でみると、取引の成果を客観的に把握することができます。
pips が指す最小単位は取引する通貨ペアによって異なります。主な通貨の単位は以下の通り。
対ドル : 1pip=0.0001 ドル
対ポンド : 1pip=0.0001 ポンド
対豪ドル : 1pip=0.0001 豪ドル
対 NZ ドル: 1pip=0.0001NZ ドル
対スイスフラン: 1pip=0.0001 スイスフラン
日本円以外は1pip=0.0001で、日本円だけ1pip=0.01と覚えておくといいですね。取引の際には、pipsで考えたほうが、冷静に判断できると思います。
証拠金
FXでは、あらかじめ現金をFX取引業者の口座に入金して、それを担保に取引をします。この口座に入れる現金のことを、証拠金と呼びます。また、FXでは、証拠金の最大25倍まで、レバレッジをかけた取引が可能です。
維持率
維持率とは、ポジションを保有している状態の証拠金から、相場の変動により発生した損益を差し引いた額が、ポジションを保有した時に使った約定代金(やくじょうだいきん)に対して保たなければならない割合のことをいいます。
ロスカット
ロスカットとは、「強制決済」のことで、維持率がある一定の割合を下回った際、FX取引業者がその時のレートで、その時のポジションとは反対の売買で、強制的に決済をすることをいいます。同じ意味で「損切り」「ストップロス」と呼ぶこともあります。損失が一定以上膨らまないようにする措置で、ロスカットの目的は投資家の保護です。
マージンコール
マージンコールは、維持率がある一定の割合を下回った際、維持率が一定の水準まで回復する分の金額を追加入金するよう、 FX取引業者から警告が出ることをいいます。
マージンコールを受けた投資者は、定められた期日までに入金するか、ポジションを決済しなくてはなりません。期日までに入金がない場合には、ロスカットされることになります。
インカムゲイン(スワップ金利)
インカムゲインは、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買ったときに生じる金利の差額を得ることをいいます。「スワップ金利」も同じ意味です。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインは、通貨ペアの取引で差益を得ることをいいます。
ロット
ロットとは、FX取引業者で定められた取引通貨量のことをいいます。1.0 ロット=10 万通貨 というのが一般的です。ロットが高くなればなるほど、高利益になると同時に、高リスクにもなりますので、なるべく小さなロットから始めるのがおすすめです。
100pips 動いた場合⇒10 万円の損益
10pips 動いた場合⇒1 万円の損益
1pip 動いた場合⇒1000 円の損益